「普通」ってなんだろう。
仕事をリストラされて、仕事に就かない状態が3ヶ月ぐらい経って、ふと考える。
同じチームでリストラされた人もいて、その人は上司の言うことを全く聞かない人だった。
自分の場合は、他のメンバーより明らかに成果は出せていなかったからリストラされたのは当然だよなーとは思っている。
でも周りのメンバーより成果が出せなかったのは、やはり自分が「普通」ではなかったからなのかなとか思ってしまう。
少なくとも、当時の職場のメンバーより成果を出すことができていなかったので、自分は外れ値みたいな存在だったと感じてしまう。
この自分が「普通」でないという感覚は、当時の職場に始まったことなのだろうか。
小学生のときに道路まではみ出て歩いていた視覚障害のおじさん。周りの人たちは誰も声をかけない。怖くなって一緒にいた友達を説得して、おじさんに声をかけて、行きたいところまで案内したけど、誰もなんとも思わなかったのだろうか。
中学生の時、部活で周りのメンバーで遊んでいるときの「大丈夫、大丈夫。」という言葉。自分ははっきりと「今は大丈夫でも、先まで考えると絶対危ないよなー。」と思ってもある時から言わなくなってしまった。言っても、たぶん伝わらないだろうという気持ちが強くなってしまったのだ。ちなみに、本当に危惧していた危ないことは起こってしまった。ざまーみろ。笑
大学2、3年生から始まる就活。そもそも、大学を卒業したら働かないといけなかったのだろうか。私は世界一周に行きたかったのに、教授、友人、親に言われて渋々と働きたくない職場に就職してしまった。周りの人たちは、そこまでして、私を「普通」にしたかったのだろうか。
私はたぶん「普通」でないのだろう。
少なくとも、多くの人が持っている「普通」の感覚を持っていないのだと思う。
だから、結婚とかもしようと思わない。相手の人を困らせてしまったり、イライラさせてしまったりするだろう。相手に合わせれば、私自身がしんどくなる。
「普通」に生きてみたかったな。。。